冬の寒い季節は、暖房をつけていてもフローリングはひんやりと冷たくなってしまいます。
そのため、冷え性の方はとくに「足元が冷えてつらい」という悩みを抱えていることも。
そこで今回は、そのような悩みを持つ方に向けて「フローリングの防寒対策」について紹介していきます。
■ 足元が冷える原因は?
●「合板フローリング」を使用している
フローリングの種類は「合板フローリング」と「無垢フローリング」の2つに分類されます。
無垢フローリングの場合は、天然木を使用しているため断熱性がありますが、合板フローリングの場合は合板に薄い木材または化粧シートを張り合わせているため、無垢フローリングのような断熱性はありません。
そのため、『床下の冷たさ』がそのまま伝わってしまい足元が冷えてしまう原因となります。
●コールドドラフト現象
コールドドラフト現象とは、室内の暖かい空気が冷たい窓に触れることで冷え、下降気流が発生し床づたいに冷たい空気が流れてくる現象のことをいいます。
この現象が起こると、暖かい空気は上へ冷たい空気は下へたまっていくため、足元が冷える原因のひとつとして考えられます。
■ フローリングでできる防寒対策
●カーペットやラグを敷く
カーペットやラグを敷いて、床下から伝わる冷たさを遮断する方法がおすすめです。
フローリングの冷たさを感じないようにすることで、底冷えを防ぐことができます。
●コルクマットを敷く
コルクマットは断熱性と保温性に優れているため、フローリングが冷たい際の防寒対策に向いています。
●窓の断熱性を上げる
窓の断熱性を上げることによって、コールドドラフト現象が起こりにくい状態にすることがおすすめです。
カーテンライナーや厚手で床まで届くカーテンを取付け、対策を行いましょう。
■ まとめ
いかがでしょうか?
冬も快適でリラックスできる空間を保つため、冷えに悩まされている場合はぜひ今回紹介した防寒対策を実施してみてくださいね。
今回の記事が、あなたの悩みを解決する手助けとなりましたら幸いです。